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【Irodori Studio Construction Day6】

2019.8.17.(土)

〜スタジオコンセプトとの出逢い〜

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6日目…

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この日は
スタジオのコンセプトが
明確になった一日でした
.
表現したい漠然とした世界観は
既にありました
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ただ 芯の部分
スタジオを訪れた人に
どんなメッセージを贈りたいか
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それが明確ではありませんでした
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メッセージが明確でないと
一つ一つのデザイン・施工・撮影アイテムを
選ぶ理由が見つかりません
ずっと悩んでいました
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その答えのヒントは
スタジオオーナーのコタの
出会った一冊の本のなかにありました
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コタが調布に移り住み
新しい環境での子育てと仕事に
戸惑っていた時に出会った
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荒井良二さんの
『あさになったのでまどをあけますよ』
という絵本でした
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その絵本は
今 目の前に広がる 景色の尊さ
そして そこに あなたの居場所があるよ
と優しく包み込んでくれる
とても美しい絵本でした
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彩溢れる景色と
そこにいる あなた
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ここを居場所に決めた私をあなたを
讃えましょう と
言ってくれているようでした
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私の表現したい世界観はこれだと
娘に読みきかせながら
震えたあの日 以来
この本がコタの活動の
バイブルになっていました
.
あとで調べると
荒井良二さんが
3.11のあと
何度も被災地に足を運び
描いた一冊だったことを知りました
.
その本のメッセージが
コタにおしえてくれていることに
改めて気づいたのです
.
ロケーションフォトで
“あなたが 撮ってほしい環境”で
撮影するのではなく
.
スタジオに訪れてもらい
撮影するということ
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それが
あなたに 関係のない環境 ではなく
.
“あなたの居場所という環境”に
想いを馳せられる
そんなスタジオにしたい
というコンセプトが導き出されました
.
あなた自身に 寄り添いたい
そのための
環境をつくりたい
.
どうしたらそれを叶えられるか
.
大工さんと二人三脚で
そしてデザイナーさんや
フォトグラファーの友人や先輩
家族にも
たくさんヒントをいただきながら
毎日毎日考え動き続けています
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荒井良二さんの記事はこちら
https://book.asahi.com/article/11722057

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